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部屋でひとりPCに向かっているなう。

Twitterで吐き出しきれないことをこちらに出したりしてます。保育園の待機児童問題など。

大阪の母子・餓死事件と配偶者のDV

子育て関係ネタ

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※写真は事件とは関係ありません。念のため。

 

言葉を失う事件が起こりました。28歳の女性と3歳の子どもが「餓死」です。

 

大阪の母子遺体 夫のDVで別居か 実家にも居場所伝えず孤立+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 

この事件、問題がたくさんあります。

・この状態に至るまでに周囲が誰も気づけなかったこと

・母子が行政サービスを知らず、行政へのアクセスが「容易に」

 できなかったのではないかという疑い

・亡くなった母親が、実家の親にも誰にも相談できず孤立していたこと。

・その孤立の要因のひとつが夫のDVに起因していたであろうこと

・DVから逃げるための行政支援は、正式離婚するまで

ひとり親に対する行政サービスが受けられない。(※これについて後述あり)

 

いろいろな声がTwitterのタイムラインで飛び交っていましたが、

その中のひとつに

亡くなった母親が、自分たちを助けてくれる、何らかの情報にアクセスできれば

助かったかもしれない。

だからもっと、情報を公開するべき、という声がありました。

 

アナログ的情報提供の方法として考えられるのは、行政が冊子などにまとめて

母子手帳などと一緒に女性を助ける関連行政サービスのすべてを掲載している本を

配布することなどが考えられます。

 

行政はリーフレットなども作成していますけれど、リーフレットが置かれている

場所は役所や関連施設だけ。それを手に取るということは、あまりないのでは、

と思うのです。

 

そこでやはり、頼りになるのはネットです。

 

「DVから逃げるための情報」として私が思い浮かんだのは

(そんなスレ見てるのかよというツッコミは置いといて)

2ちゃんねるの「家庭板」にある、「【enemy】真のエネミーは義実家ではなく配偶者

相談スレ」では、発言の2つめにに必ず

「非常持ち出し一覧」というテンプレートが置かれています。

そのテンプレは以下。

 
非常持ち出し一覧表
  • 預貯金通帳&カード&通帳用印鑑 
  • 実印、印鑑登録書(あれば) 
  • 保険証 
  • 年金手帳 
  • パスポートや運転免許証等の身分証 
  • PC  ※もちろん自分名義のものだけ 
  • 家計簿 
  • 日記やDVされた時の診断書 
  • 部屋を破壊されたらその写真(日付入り) 
  • (写真はフィルムのもの(写ルンです等)推奨。デジカメ画像は証拠にならないと言われますが、 最近は日付けが入る使い捨てカメラ自体売っていません) (出来ればフィルムカメラ。無ければデジカメも可。携帯でも無いよりはいい) 
  • ICレコーダ(刑事では「録音します」宣言が無いと無効になる可能性大?、民事では宣言無しでも大丈夫なようです) 
  • 貴重品 
  • 携帯電話、携帯の充電器 
  • お子さんの母子手帳、写真、成長記録等 

逃げる際にすること一覧表 
  • ガスの元栓、電気の主電源、水道のチェック 
  • 郵便局へ転居届け(念のため局員さんに口止め要請) 
  • 居住している市町村の役所で離婚届不受理願い申請 

 

この非常持ち出し一覧、スレ住人のノウハウがつまっており、

隙のない内容になっていると思います!

 

そして、このスレッドでは時折、本当に逼迫した状況の女性が相談を書き込んでおり、それを読んだ人たちがあれやこれやとアドバイスをして、後日、うまく

逃げ切れたという報告がされることもあります。

 

このスレッドのことを考えたら、今回の大阪のお母さんも、

このスレッドを知っていれば書き込んでいたかもしれないし、書いて欲しかった

……などど思ったのでした。

 

なぜなら、 

追い詰められた女性には、心置きなく話ができる相手が必要です。

仮に行政サービスを知っていても、なかなか自分ひとりでは動けません。

場合によっては、周囲が相当の説得をしないと動けない人もいます。

それほどに冷静な判断力を失っています。

だから、隣近所と付き合いがなかったとしても、ネット上で話ができる

相手がいれば、ずいぶん違うのではと思うのです。

 

もちろん行政や警察、弁護士などの相談窓口をもっと立ち寄りやすいものに

すること、電話やメールでの相談ができることをもっと告知することも

必要です。

 

東京とその他の地方の相談窓口へのリンクを貼っておきますね。

http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/dv-net/counselor.htm

 

東京ウィメンズプラザ 03-5467-2455

毎日 9:00~21:00 (年末年始を除く)

一般電話相談の他に、女性弁護士による法律相談、精神科医師による面接相談を行っています(上記電話にて要予約)。

男性のための悩み相談

03-3400-5313

毎週月曜日・水曜日 17:00~20:00 (祝日・年末年始を除く)

東京都女性相談センター

03-5261-3110

月~金 9:00~20:00 (祝日、年末年始を除く)

東京都女性相談センター多摩支所

042-522-4232

月~金 9:00~16:00 (祝日、年末年始を除く)

 警視庁総合相談センター

03-3501-0110または#9110

月~金 8:30~17:15 (祝日、年末年始を除く)

 

 

さて、DVから逃げるための行政支援の問題点として、正式離婚するまで

ひとり親に対する行政サービスが受けられないこと が挙げられていますが、

「児童手当」は離婚前提とした別居状態でも受け取ることができます。

国民健康保険についても、世帯が別になっても、自分(妻)を世帯主として

子どもの保険証も発行してもらえます。

(※手続き等詳細は自治体へ念のため確認を。実際に知る方がこのような

措置を取ることができたのを複数知っていますので、ほぼ間違いないです)

 

そして、住民票の閲覧の制限も可能なので、DV夫やDV夫の見方をする人が

住民票を閲覧できないようにすることもできます。

 

また、DVを認めてもらわなければ行政が介入できないという問題も

あるようですが、上記「非常持ち出し一覧」にあるとおり、

できれば「写るんです」などのカメラで証拠を撮影しておくことも大切です。

 

二度と大阪の母子のようなことが起こらないよう、

 行政や周囲ができることを一つずつ増やしていきたいものです。