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部屋でひとりPCに向かっているなう。

Twitterで吐き出しきれないことをこちらに出したりしてます。保育園の待機児童問題など。

Nike FuelBandとタニタ カロリズム、差はなぜついたか


Nike FuelBand」なるものが流行っておりますが。


私はかつて、タニタの「カロリズム」という活動量計を使っていた。

なぜ「使っていたか」という過去形なのかは後述します。

FuelBand、カロリズム、どっちもいわゆる「活動量計」であることには違いなく、
自分の活動した分だけがグラフ等になってビジュアルで表示されるのも同じ。

やっていることはそれほど変わらないのに、FuelBandがやけに絶賛されている
のはなぜなのか。

FuelBandとカロリズムの違いをざっくり挙げてみましょう。

■FuelBand(20,000円前後)

  • 腕時計のように腕に装着できる
  • そのため、見た目が気にならない、むしろかっこいい
  • データをiPhoneもしくはPCに転送して記録できる
  • 生活防水なのでシャワーくらいはOK
■カロリズム(実売3000円~6000円台、機種による)
  • 胸ポケットや襟、ジーンズのポケット等に入れたり、首から下げたりできる
  • そのため、知らない人が見れば若干、かつての歩数計を装着しているように 見える(いや、歩数計には違いないのだけど)
  • データは内臓メモリで7日分(機種によっては14日分)保存されるが、
  • PC等へのデータ転送はできない
  • 価格はFuelBandより断然安い(1万円以下)
  • 濡らしたらアウト、ましてや私のように、ポケットから出すのを忘れてしまい、 洗濯機で2回もまわしてしまったらさすがの精密機械もノックダウンである
カロリズムは、装着する場所を胸ポケットや襟あたりといった上半身に装着
することをすすめている。上半身の動きが中心となる活動も記録するためだ。

男性なら胸ポケットに入れておくということができるけれど、
女性の場合、上半身といえば、ブラの谷間ということになりがちなのだ。
公式サイトには「襟につける」という方法も紹介されているけれど、休みの日に
トレーニングをする時には構わないが、普段、襟につけるというのはちょっと
あり得ない。

私は胸と胸の間に入れていたもんだから、時には「あれ、胸に何入れてるの?」と
胸に視線が集中。
暑い日は胸になにかゴロゴロとしたものがあるという違和感がたまらなかった。
そのうち、もうズボンのポケットに入れればいいと思うようになった。
ところがある日、カロリズムを入れていたことを忘れ、そのまま洗濯機に入れて
洗ってしまいがちになった(私だけか)。
ちなみに1度目はドライヤーで乾かして事なきを得たが、2回目はダメだった。
それ以来、使っていない。
今はネックストラップのタイプも出ているので、これから買うならネックストラップを
使わせてもらいたいところ。

とはいえ、カロリズムは使っていて非常に面白かった。
朝、通勤で歩くと、その分の消費活動がグラフにすぐ現れるし、その後、デスクワークで
大人しくしていると、あからさまにグラフが低い。そんな当たり前の単純なことが
面白かったので、いちいち確認したくなって、トイレや物陰でよく見ていた
(胸から取り出していたら、けっこう周囲が引き気味になったので)。

自分の活動した分がビジュアル化されるという点ではFuelBandもカロリズムも
何ら変わりはないので、なんでそんなにFuelBandを絶賛してるんだよと思うのだが、
初めて出会った活動量計がFuelBandだったらしょうがないのか。

思うに、活動量計が脱却しないといけないのは「万歩計然」としたデザインなのだ。
人は万歩計を嫌う。なぜか嫌う。かつて、お年寄りの健康アイテムとして君臨していた
万歩計は残念ながら「カッコ悪い」というイメージがつきまとっている。
カロリズムは、今はデザインがだいぶスタイリッシュになってきたが、やっぱり
人から見れば「万歩計」なのか、私も見つかるとよく「万歩計?」と
聞かれたものだった。

それがFuelBandだったら、ただの腕時計である。それが万歩計だなんて誰も思わない。
そして、洗濯機に入れてしまうことだってないのだ。

また、カロリズムは本体にしか記録できないのが惜しい。
PCに転送できる機能が欲しいという声はきっとさんざん言われているだろうが、
恐らくそれをやると値段が跳ね上がるのか、そこはわからないのだが……。
しかし、iPhoneやPCに転送できるという違いだけで、FuelBandが選ばれているとは
思えない。

結局のところ、人は、中身は同じだとわかっていても、見た目を気にするのである。
頑張れ、カロリズム。

(2016年4月1日追記)
本文中に赤字で「歩数計」とある箇所は、「万歩計」と表記していましたが、山佐時計計器株式会社様より株式会社はてなを通じて、商標登録製品である旨のご指摘を受けて修正したものです。