譲ってちょうだい、ハワイ!(「半沢直樹」2話)

- 作者: 池井戸潤
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/12/06
- メディア: 文庫
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原作読みたいけど、我慢すべき……?
今回のアバンはお笑い回とでも設定されてたのでしょうか。
半沢が竹下の関西弁を真似るように話し、堅く手を握ると
まさかの赤井竹下さん。
竹下「気色悪い関西弁やめてくれへんか」
半沢「……(苦笑)」
堺さんの関西弁を否定したら有功様まで否定ですから許してください(涙)
それにしても第一回の視聴率が19.6%とかなり良いスタートを切ったせいか、
次回は15分拡大だそうです。
その代わり(ではないけど)参院選のために休みなのでつまらん……。
第2話もストーリーがテンポよく進みます。
東田を追いかけまくる半沢。海外に5,000万円の不動産を持っていることを
突き止めましたが、これを回収できるかどうか、というのが第2話の中心でした。
半沢の周囲の小物感もすごくて小物を蹴散らすことはたやすいけれど、
大物には苦労しているあたり、コミカド先生のようなスーパーマン過ぎないところが
また面白いのかもしれませんね~。
東田が取引した「東アジアリゾート」(?)という海外不動産投資会社の
うさんくささもすごいですが、東田を知るこの会社の女性社員、
「お客様の個人情報保護」をたてにして、東田をさぐる半沢を追い返しましたが、
彼女ができることはせいぜいこれくらいでした。
東田のセカンドかサードくらいの位置の愛人なのかなと思っていましたが、
こっちは結局、国税庁にやられちゃいましたね。
それにしても、黒崎ラブリンがたまらんです。
「譲って頂戴、ハワイ!」ってなんだそりゃwって。
そりゃあ、ラブリンに迫られたら裁判所へ出す債権差押えの手続き書類を
書く手も止まるというものです。
今回のラストでは黒崎とはにらみ合い、半沢に「倍返し」宣言をされましたので
今後のバトルが楽しみです。
でも、この5億回収ストーリーはもしかして最後まで引っ張るんでしょうか。
それだと見ているこっちが精神的に疲れそう……。
もうひとつわかっていたことですが、壇蜜の愛人感が半端ないですなありゃ。
上戸彩は最終回あたりまでには、襲われそうになった夫をかばってバッグで
相手を殴り倒すくらいの勢いを持って頑張って欲しいものです。
でも花さんはあれはあれでいいのかもしれないですけどね。
インターバルというか、一息ついて、みたいなポジションで。