尚之助、逝く……そして新旧・斎藤一の邂逅(「八重の桜」35話)
八重は尚之助に対してどうも淡泊な印象だったんですが、
いちおう手紙を出したりはしていたんだなと知った回でした。
尚之助さんは一応、近所の人から世話をしてもらっていた様子も
伺えました
(実際は一人暮らしではなかったのかもしれませんが)。
大根煮を持ってきてくれたおばさんが瀕死の尚之助を発見したわけですが、
倒れ方が人形っぽかったけれど、夏ばっぱみたいに目を開けたまま寝ているのかと
思ったら、少し息はあったみたいで。
最期にやっぱり八重の名前を呟いて、お亡くなりになりました。
その後の回想シーンを見ると、また泣けてしまいます。
健康そうだった尚之助が肺炎でゴホゴホ言ってるなんてねぇ。
いずれにしても、川崎尚之助をここまで描いたドラマは後にも先にも
本作だけになるでしょうから、少しはご本人も浮かばれたでしょうか。
川崎尚之助を知る - NHK「八重の桜」川崎尚之助の故郷を旅する - 大河ドラマ「八重の桜」/川崎尚之助ゆかりの地出石
35話のもうひとつのトピックは、斎藤一の新旧対決でしょうかw
しかもお互い、初対面の日に夜通し酒を飲み交わすようになるほど
仲良しになっていました。
襄は耳に葉っぱを挟んでいたので、あれが酔っ払い表現?でしょうか。
それにしても雰囲気はいいのにちっちゃい藤田五郎だったなあ……w
ラストでは、ふたたび襄が八重にプロポーズしましたが、
めぞん一刻の五代くんを思い出してしまいました。
尺の問題とはいえ、いきなり八重が「はい」と返事するのは
ちょっと違和感がありましたが、まあいいかドラマだしということで
(結局そういうまとめ方かよ)。
同志社女子大のWebサイトにこんなコラムがありました。
私、昔このコラムの筆者に教わっているかも……。私は同志社じゃないですが。
「汚名回復」しちゃいかんでしょう先生……。
川崎尚之助の復権をめざして|コラム|新島八重×同志社女子大学|同志社女子大学
吉海 直人 ...