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部屋でひとりPCに向かっているなう。

Twitterで吐き出しきれないことをこちらに出したりしてます。保育園の待機児童問題など。

「冥利に尽きる」仕事

TVネタ

先日、美容院に行った時に担当のスタイリストさん(男性)と
盛り上がった話が「半沢直樹」と「あまちゃん」のことだったが、
その後なぜか脚本家の仕事について話が及んだ。


ちなみに今時は「美容師さん」といわず「スタイリスト」と呼ぶらしい。
以後、スタイリストといちいち書くのが面倒なので、Nさんとしておく。
さらに言うと、Nさんは私と同世代だ。

どこかの雑誌でインタビューを読んだのか、
あるいは本人に近い人からの話なのかはわからないが、

宮藤官九郎は自分の書いた脚本について『絶対この設定でやりたい』という
主張は曲げない人なんだって」
とNさんは言った。

※Nさんはマスコミや芸能界の人も客に持っているので、
あながち関係者から聞いた可能性はなくもない。

でも、クドカンのブログによると「あまちゃん」の最終回だけは
最初に考えてた設定をNHKの人に
「(物理的に)難しい」と言われて書き直したらしいよ、と、私はどこかで聞きかじった
ことを言った。

名前のある脚本家でもそういうことがあるということだ。


さらに、話は古沢良太氏のことになった。
古沢氏の出演した「情熱大陸」は私もNさんも見ていて、
「続きが書けなくて部屋をウロウロしてたのに共感がw」
「ひきこもり風の人だったw」「でもイケメンだよね」と、いささか失礼な
感想をいいつつ、人気脚本家の総評に入った。

クドカンとか古沢良太さんとか、三谷幸喜とか。
名前が出ただけでドラマを見たいと思うよね。

でも、オリジナルの脚本を書いてそれを映像化してもらえるのは、
一握りの人。

その「一握り」になるには、時にはテレビ局やら芸能事務所やら、いろんな方面からの
要望も受けながら仕事をしていくことも必要なんだよね。
その要望が不満であっても。


という、至極真っ当なまとめに入ってしまった。

ライターという仕事も同じく、基本的に編集の要望を受けて書くのが仕事であって、
時に「なんだそりゃ」という要求もあるし、編集の立場になると
逆にライターから「なんだそりゃ」という要求を受けることもある。
が、それらをなんとか乗り越えていかなければならない。

書きたいことを書けるようになるには、まずは編集者を納得させる要素を
用意しなければならなくて、それができなければならない。

美容師も脚本家もきっと、大方は要望をきちっと反映させることが仕事であって、
それを積み重ねた先を越え、自分の思う世界を表現できる
ようになるのはすごいことだなあと改めて思ったのだ。

「情熱大陸」の中でも行定監督は古沢良太氏のことをこう話していた。
「この人たぶん、脚本マニアですね。書くの好きなんですよね。
そういうお題が出てきたら、それを解きましょうという数学者的な感じもある。
そういう意味では……ある意味プロフェッショナルですね」

与えられたお題(要望)を解くことができるのはプロの仕事に違いない。

さらに後日、私は堺雅人さんが「リーガルハイ」(1期)について
語るインタビュー映像を見てしまった。
「古沢さんの脚本なら、ぜひまた演りたいです!」と、古美門の姿のままで
目を輝かせながら答えていて、この映像を見たときほど古沢良太氏がうらやましいと
思ったことはなかった。

自分の書いたもの、作ったものが「面白い」「楽しい」、
そして「○○さんの書いた脚本ならまたやりたい」と俳優さんたちに言われるのは、
脚本家冥利に尽きるだろうなあ。

何より、堺さんに惚れ込まれるというのが羨ましい(←そこか)。

違うフィールドだけど、そんな仕事がまた出来たらいいなと
思う今日この頃でした。


↓「リーガルハイSP」の脚本が掲載されてるので買ってしまいましたよ。
古美門のセリフが何行にも渡るのに驚愕です。
そして、テレビ版しか見ていない人にとっては、いかにカットされたかが
わかりますw


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