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部屋でひとりPCに向かっているなう。

Twitterで吐き出しきれないことをこちらに出したりしてます。保育園の待機児童問題など。

もう予備試験が主流でいいじゃないか

ニュースネタ

平成25年度、司法試験予備試験の口述試験結果(最終合格者)が発表されました。
全部で351名の方たちが、法科大学院を経ずに司法試験受験の資格を得ることが
できました。
おめでとうございます。



合格者の内訳ですが、法務省の発表資料をそのまま円グラフにしてみました。
雑ですが。
f:id:edoedo2:20131108002010j:plain

法務省の資料では大学生が107名などとありますが、これはあくまで
出願時(平成25年1月)であって、このうちの何人かは、受験時には学部を卒業して
無職いるか、場合によっては
法科大学院へ進学している可能性も考えられます。

また、社会人については、職業が「法律事務所職員」「塾教師」「公務員」と
分けられていますが、仕事を持っている人たちという括りで最終合格者を
合計すると38名。
351人のうちの10.8%です。

「その他」とされている人々が何に当てはまるのかは不明なのですが、
少なくとも大学生・(法科)大学院生ではないので、もしかすると
パート・アルバイトということなのかとも思いますが。

こう考えると、出願時のデータをまとめただけなので、なんとも
ぼんやりした資料なんですね。

最終学歴と重ねてみる

合格者の内訳についてざっくり言うとこんな感じです。

・大学生と法科大学院生が多数を占める
→このうち、大学生の何人かは受験時にジョブチェンジしている可能性もあり
・社会人は少数派

最も勉強時間の確保がしやすい学生の合格率が高いのは言うまでもないでしょう。

社会人でも最低限、予備校に通う時間やら、勉強時間やらを
最低限度の時間確保したうえで、複数回の受験を経て予備試験合格という
見通しは立ちそうです。

ここで、法務省が発表しているもうひとつのデータ、「予備試験最終合格者の
最終学歴別」も合わせて見てみます。


法科大学院修了   46名
法科大学院在学中 167名
・大学在学中    107名

比較的短期間の勉強で合格している人もいるかもしれませんが、
大学生よりは法科大学院生、同修了生(ぶっちゃけ、三振になってしまった方)の方が
勉強してきた時間的蓄積があると言えます。

だから、多くの合格者にとって、予備試験合格はそれなりの時間をかけて
努力してきた末のものだということです。


どうですか、これほど公平で個人の努力が認められるシステムが他に
あるでしょうか。
もう名実ともに、予備試験を経ての司法試験受験が法曹への主流ルートであると
言い切っていいでしょう。

だいたい、プロセスが重要といいながら、法科大学院に個別の努力をさせないまま
司法試験の合格者という結果を増やすよう求めているのは矛盾してやいませんか。

それどころかプロセスを大事にしていたら司法試験に落ちただけでなく受験資格さえ
失い、多額の借金を抱える学生が多数誕生してしまいました。
恐ろしいことですね~。
三振したら優秀な法曹になれないなんてどこの神様が決めたんでしょうか。

一発試験というのは厳しいかもしれませんが、完璧なシステムなどないのです。
だからこそ、徹底的に個人の努力が実を結ぶ方法を目指すべきなんです。