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部屋でひとりPCに向かっているなう。

Twitterで吐き出しきれないことをこちらに出したりしてます。保育園の待機児童問題など。

故人の戸籍謄本を無駄なく無理なく集める方法

このブログを書いてる奴

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2月に義父が亡くなり、我が家は絶賛、喪中であります。
しかし喪中の家がこんなに忙しいものとは思いもよりませんでしたよ。

たいていの方は、子ども時代に自分の祖父母か曾祖父母の葬儀に
参列し、親がこれまでにない多忙さの中でかけずり回っているのを
見た記憶がある、といったところではないでしょうか。
私はそうでした。

実際に葬儀を執り行い、様々な後処理を行ってみると、
家族を失った悲しみにくれることは許されず、膨大な
事務処理と気配りに追われ、その中で冷静さを求められるという
非常にカオスな状況でした。それが今も現在進行形なんです。
たまらんです。

そこで我が家では、段取りや手順を整理するために
ハウツー本を一冊購入しました。

親の葬儀と手続き・相続・法要のすべてがわかる本

親の葬儀と手続き・相続・法要のすべてがわかる本


これがあるだけでだいぶ段取りに漏れがないか確認することは
できました。
もしご不幸があり、自分たちで葬儀やら何やらを
仕切らなければならなくなったら、すぐに購入をお勧めします。
また、葬儀屋さんがパンフレットをくれる場合もあります。

しかし、こうした本にもはっきりと書いておらず
「相手に聞いてみましょう」といった形で濁されている事柄があります。
それはこの2つ。

お寺さんへのお布施の用意、金額と渡し方
亡くなった人の戸籍謄本の取り方

今回は、戸籍謄本の取り方について突っ込んでみます。

戸籍謄本を取る前に銀行へ行こう

戸籍謄本が必要となるのは、主に故人が利用していた銀行の口座を
整理するときです。

相続の手続き方法と用意する書類は銀行によって対応が違うので
要確認ですが、多くの銀行で、故人の出生から死亡までの戸籍謄本が
必要になります。

しかし、亡くなった人の戸籍謄本の取り方として、ハウツー本を見ると
役所の窓口で『出生から死亡までの戸籍を取りたい』と言いましょう」と
書いてあるんです。

結局聞くのかよ!と突っ込みたくなりますが、これは重大な理由があります。

かつての家督相続制度と「婚姻によって新戸籍が作られる」という
戸籍の仕組み、そして、戸籍の改製が昭和と平成に行われたことが原因です。

さらに、引っ越し等で本籍が変わっていると、戸籍を取りに行く先も
2軒、3軒とまわる必要が出てくるので、場合によっては半日から一日仕事、
いや、一日で終わらないかもしれません。
それくらいヘビーであることを覚悟しておいてください。

と脅したところで、この作業、いかに効率よくやるかがカギでして、
何もわからずやみくもにやっていると、どっと疲れます。

まずは一番最初に故人の本籍地がある役所に行き、そこで戸籍謄本を
とって本籍地を確認します。
そこから以前の本籍地を遡っていく、というのがセオリーです。
これを外しさえしなければ、なんとかなるはずです。

うちの場合は市役所を2軒回り、結果的に集める必要があった戸籍謄本の合計は
7枚でした。
本籍地が3回変わったので、3枚で済むかと思っていましたが
甘かった!
義父の場合、戸籍の改製に加えて、家督相続の時代の人だったので、
その時の分も必要だったのです。


ちなみに、戸籍謄本は古い物となると手書きです。
読みにくかったけれど、なんだか歴史的史料を見ている気分に……。

戸籍謄本は銀行の数だけ必要だけど

戸籍謄本を取るには手数料がかかります。

手数料は、改製原戸籍は750円、通常の戸籍は450円です。
必要な戸籍の種類と枚数は人によって違いますが、
出生から死亡までの1セットで数千円前後かかることになります。

前述の通り、これらの戸籍謄本は銀行に提出する必要があるので、
初めはその銀行の数だけ用意しなければならないと思い、
ちょっと倒れそうになりました。

相続の手続きだけで、1行あたり5000円程度のコストがかかるという
ことになります。
銀行の数だけ集めていたら、割と大変です
(資産家のお宅なら気にならないでしょうけど)。

ほとんど休眠口座になっているような口座があって、
残高が1000円程度しかないなんて場合でも、相続の手続きとなると
基本的には同じように戸籍謄本が必要になります。

戸籍謄本の取得コスト>銀行の残高

なんてことも。

ところが、役所より先に銀行に行き、必要書類について聞いたところ
「戸籍謄本の原本は必要ですが、その場でコピーしてお返しします」
とのことでした。

原本を返却してもらえるなら、使い回しができるので
銀行の数だけ戸籍セットを用意する必要はありませんよね。

なので、戸籍謄本を取る前に、まずは銀行に行って必要書類を確認し、
その時に「戸籍はすぐに返却してもらえるか」を確認しておきましょう。

うちの場合、都市銀行地方銀行の口座がありましたが、
どこも戸籍謄本については返却してもらえるとの回答だったので
意外と返してもらえるもののようです。

戸籍集めは自分でできる。手間暇が大変な場合は代行で

戸籍謄本を取る場合、窓口に行くのは故人の配偶者か直系親族(子や孫など)で
ある必要があります。
その点からいっても、気軽に他の家族や他人に頼める仕事ではないのです。

役所の窓口の方が協力してくれるので難しい作業ではないですし、
自分で行うのがベストです。

しかし役所は平日でないと開いていないので仕事がある人は休みを取る必要が
あります。
また、本籍地が遠い、日本各地にばらけているといった場合はさすがに
厳しいでしょうから、戸籍謄本集めを代行してくれる弁護士や司法書士
行政書士に依頼するのもいいでしょう。

また、戸籍謄本は郵送でも請求できますが、本籍地がはっきりわかっていなければ
請求できないので、直近の戸籍謄本を取って、前の本籍を確認したらまた請求するという
作業の繰り返しになり、大変時間がかかります。

よって、窓口で聞きながら出してもらうほうが間違いがありません。

いずれにしても、単に窓口に行って話を聞いたり戸籍謄本を取ってくるだけの
簡単なお仕事なのに、終わった後は達成感とともに疲れがドッと来ます。
終わったらゆっくり休みましょう。
まだまだ細かい作業は続きますので……。