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部屋でひとりPCに向かっているなう。

Twitterで吐き出しきれないことをこちらに出したりしてます。保育園の待機児童問題など。

『MOZU』の喫煙シーンは刑事ドラマの象徴

TVネタ

第2話は西島さんとハセヒロ氏の顔が近すぎてよかったです(何が)。

ハセヒロさんの不敵な笑みがいいですね。ここまで悪い顔をしてくれるとは
予想外でした。
「八重の桜」の時のことを思い出すと微笑ましくてたまりません。

ところで、「MOZU」では喫煙シーンが多いと言われてますねえ。



2話でも真木よう子さんとレストランで食事するシーンで
タバコをスパスパ。

でも今、東京でこんなに吸えるレストランって少ないですよね。
マックですら全面禁煙なのに。

などと思っていたら、第1話でどれだけ喫煙シーンがあったか
数えてる人がいました。

21回も喫煙シーンがあるTVドラマ「MOZU」 | 海老澤由紀ブログ

……この人、暇なの?
私も大概暇人ですが、ここまでやるとはご苦労様としか。

で、上記ブログ主も
「誰が、なぜ、何の意図があってこういう演出をしているのでしょう。」
などと書いていて、この人は小説を読んだことがないんだろうかと
思ってしまったほどなのですが、当然、監督は意図を持ってやっているでしょう。


第1回試写会・記者会見で西島さんが
「70年から80年代の刑事ドラマの空気感をもう一度やりたい」という
ことを話していまして、この喫煙シーンもそれを表現するひとつなのだと
思うのです。

70年から80年代の刑事ドラマの代表作と言えば『太陽に吠えろ』ですが、
ボスの石原裕次郎や山さん、ゴリさん、ジーパン、殿下、テキサス、マカロニ、
スコッチなどなど、登場する刑事のほとんどが喫煙者でした。

タバコを吸うシーンは心象風景を描く方法として、往年の刑事ドラマでは
頻出していた表現のひとつだったと思います。
そういうことに加え、西島さん演じる倉木が頻繁に喫煙することが
今後何かの展開に繋がることもあるのかもしれません
(ちなみに原作未読です)。

事件が解決して一服、なんてシーンを自然に見ていた時代をリアルタイムで
見ていた者にとっては「MOZU」の喫煙シーンが多いという話も
「ああ、言われてみればそうだけど騒ぐほどのことかね」という
感覚なんですがね……。

刑事ドラマに限らず、過去の文学作品にだってタバコが出てくる
シーンは少なからずあるはず。カウントしてないけど。

宮﨑駿監督の『風立ちぬ』に対し、喫煙シーンが多いと
日本禁煙学会からクレームがついたということがありましたが、
個人的にはこちらについても、「MOZU」の喫煙シーンについても
「映像表現に文句を言うな」という立場ですね。


日本禁煙学会のWebサイトによれば、こうした映像作品が未成年の喫煙を
助長する因果関係があるというデータもあるそうです。

タバコを使わずに表現しようと思えばできるのはその通りで、
不必要に出すことは疑問ですが、表現として利用したいと考えているものに
対して批判されると腹が立ってしまうのは、自分がかつては仕事の上で
表現する人達に寄り添っていたからでしょうか。


そういえば、中学の時の担任の先生が、校内で喫煙していた
生徒に対して注意していた時に

「吸ったタバコをその辺に捨てるなんてマナーもわからんガキに
 吸う資格はない」

と言っていて、聞いていてなんだか納得したのを覚えてます。
未成年に喫煙を禁じる理由は身体への影響ももちろんですが、
マナーや節度を守らないということもひとつですよね。
吸ったタバコを道に捨てる大人もいますけどね……。