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部屋でひとりPCに向かっているなう。

Twitterで吐き出しきれないことをこちらに出したりしてます。保育園の待機児童問題など。

遠方の実家の荷物を片付け始めた。

空き家問題がもはや社会問題のひとつとして持ち上がっておりますが、
うちも義父が死去した後、名古屋の実家が空き家となってしまい、
頭を抱えております……。

住宅・土地統計調査発表。空き家の増加やバリアフリー普及などの実態は? | スーモジャーナル - 住まい・暮らしのニュース・コラムサイト

うちの場合、築35年の戸建てでして、内装や設備はそれなりに古いですが
まだまだ十分住める状態ではあります。
とはいえ、東京で仕事をしており、すっかり根を下ろしている今の状態では
名古屋への移転はちょっと考えられません。

家にある多くの荷物をどうやって片付けるかということも悩み所ですし、
今後、家は貸し出す予定なので、それまでの間、どうやって空き家を
管理すべきかということにも悩み中です。

これを読んだら、内容がけっこう壮絶(片付けに何年もかかったなど)で
読んでいられなくなり、思わず本をそっ閉じしてしまったのですが、
大変参考になったポイントがありました。

ゴミ捨てを自分で全部やろうと思わない。

最近はテレビでも、遺品整理などを業者に依頼している様子が
放送されていましたが、
家の片付け、ゴミ捨てなんて自分で全部できるでしょ?と
思っている人もいるかもしれませんね。

でも、やってみたらわかります。全部自分たちだけでは、
無理です。

無理な理由は主に次の3つ。

1.自治体のルールに従って捨てる必要がある(分別、回収日など)
2.粗大ゴミの回収ルールによっては捨てるだけで数日かかる
3.ゴミ捨て、片付けは体力がないとできない。大きな家具は人手も必要。

したがって、
「時間に融通、自由が利く」「できるだけ若い男性」が何人も
身内にいたら理想的ですが、そうでなければ難しいです。


例えば「この部屋にあるものを全部ゴミ袋に入れる」という
作業も、やってみるとあっという間にゴミ袋が10袋や20袋完成します。

もちろん、燃えないゴミや燃えるゴミ、資源ゴミなどに分別し、
指定曜日に捨てるという地域のルールを守らなければなりません。

問題はこの「捨てる」という作業です。

今私が住んでいるところでは、プラスチックなら「燃えるゴミ」
として捨てられますが、
細かく分別するよう指定する自治体もあります。

自分たちが住んでいるところのルールと違うので、
ルールの違いに戸惑い、発狂しつつ捨てる作業をしているのです。

粗大ゴミはもっと面倒です。
地域ルールによっては、役所の人が一度訪問して捨てるものをチェックしてから
回収日を決定するという非常にめんどくさい手順が設定されています。
(うちの実家の地域ルールがこうなのです)。

遠方に住んでいて、仕事があるという場合、
粗大ゴミのためだけに何度も有休を取って新幹線で実家に戻るという
ことにもなりかねません。
いや、確実にそうなるでしょう。

ゴミ捨て作業を阻むのは、この「自治体によるゴミ捨て地域ルール」
に他ならないと思いました。


空き家条例の制定や空き家に関する税制改革も必要ですが、
このゴミ捨てルールも、空き家を片付ける場合は一括で引き取ってくれる
などの特例を設けてくれたら、うちのように親の家を片付ける人たちの
助けになるのではと思いますね。

先に挙げたように、作業する身内の年齢も問題です。
もし今、自分が50や60代以上だったら、身体が言うことを聞かなくて
作業が進まないかもしれません。


さて、うちでは粗大ゴミの一部の処分を地元の産廃運搬・処分許可を
取っている業者さんに依頼しました。

検索すると、遺品などを整理してくれる便利屋さんもたくさんヒットしましたが、
不法投棄される不安があったので、すくなくとも産廃許可を取っている
ところなら大丈夫だろうと考えたからです。


犬小屋(犬そのものは別の親戚に引き取られて幸せな生活を満喫中)、
ガレージにあったブロックや巨大な植木鉢、プラケース等を
30分程度の作業で片付けてもらいました。

つい先日もこんな作業をしてきましたが、完了割合は
まだまだ全体の数%。
たぶんこのペースでは来年、いや再来年くらいまで
かかるかもしれません。

        • -

当たり前のことなんですが、人は死ぬ時には
何も持って行かれないんだなあと、つくづく思います。

もしも何か一つだけ持って行けるとしたら、これがいいと
思うような物が誰にでもあるはず。
しかし残された者は、故人の思いが残るものも、ある程度思い切って
処分しなければならないわけです。
それが、実家の片付けが、単なるゴミ捨て作業と言えない
ゆえんなのです。
ちなみに、タンス預金が出てきたことがあってドラクエ気分を
味わった瞬間もありましたw

日本全国の、親の実家を片付けているみなさん、共に
頑張りましょう……!